やはり?7月9日、日銀砲発動せず!

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いやー、今週の日経相場、急流下りのようにダダ下がりの5日間でしたね~。日経平均先週の終値28,783円➡27,940円と一週間で843円のマイナス。さらに、9日金曜日の急落では、一時前週比1,300円近くまで急落する場面もありました(;’∀’)肝を冷やした投資家の方も多かったのではないでしょうか。

下落の原因は大きく2つ

  1. ETF分配金捻出のための売りが出る週
  2. マイナーSQ(7月9日決済日)へ向けての(毎度おなじみ)下げ仕掛け

と言われていますね。まず(1)ですが、この週中で5000~6000億円程、ETF(上場投資信託)の分配金資金捻出のため、売りが出るということでした。夏場の「閑散相場」と言われるこの時期にこの金額は非常にインパクトがあるものだと思います。

加えて(ここからは一部私鬼おんの想像も含みます)日本株式の地合いの悪さ(コロナウィルス再拡大の懸念等)、閑散相場などを絡めて、大口機関投資家等による(2)が発動したのではないか

というのが私鬼おんの見立てでございます。

事実、ここ3日間の空売り比率(私の感覚的には30~40前後が適正水準、40を超えると空売り圧力が高まってるという感じです)が47→48→50とかなり売り込まれているのがわかります。

何故この急落場面、「日銀砲(ETF買い)」による介入は無かったのか?

以前、記載したブログに細かく書いているので、詳細は「こちらのリンク」をご覧いただきたいのですが、簡単に言えば、「SQに絡む下げ仕掛けはさほどの危険性がない」と日銀が考えているのではないかということです。↓こちらは、日経平均日足のチャートなのですが、毎度おなじみは日銀介入があった日を示すのですが、5月の暴落時(3日間の大陰線)、これもSQによる下げ仕掛けと言われていますが、やはり日銀は介入しておらず。

おそらく、今回に関してもこの下落は「構造的な下落」ではなく「一時的な下落」だと判断しているのだと思います。事実、前回の3日間の大陰線後は、自律反発して日経平均も上昇トレンドへと転換しているのがわかると思います。

来週の相場展望は?

以上のような仮説からゆくと、7月第3週はまた、日経平均も28,000円台を回復して、少しずつ上昇局面に向かってくれるものと(期待も込めて)考えています。

もちろん、オリンピックの事、またコロナウィルス感染状況などの要素でどう動くかわからない部分もありますが。※今、メディアですごく感染再拡大みたいなことを言っていますが、客観的に発表されているデータでは、明らかに重症患者は右肩下がりに減少してきてますし、病床使用率も多くの県で10%程度と、何かテレビや新聞で言われている温度感に違和感は持っております・・・

とにかくも、今週はゴリゴリと株価が下落して心寒い一週間になりましたが、来週は心安らかな一週間になってほしいものです。それでは皆様、アディオス!

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