現状
「東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は4日、東京都内で記者会見し、3日の日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で女性を蔑視した発言をしたことについて~中略~発言を撤回し、陳謝した。」(2月4日 毎日新聞 配信)
との記事をはじめ、最近急にいくつかの失言についてメディアで取りざたされていますね。ただ、個人的な意見を言わせてもらえば
「知ってたがな」「いつものことだろ?」
と思ってしまいます。もちろん、これらの発言を肯定するつもりも擁護するつもりも毛頭ないのですが、そもそも森元総理ってこんな人でしょ?総理もそれでお辞めになったくらいだから。ここからは、完全に私の想像と妄想のことでご容赦いただきたいのですが、
「きっとオリパラ組織委の会長やってる間もめっちゃ失言してる」
と思うんです、だって人間ってそう簡単に本質って変わらないから。仮にそうだとするならば、なぜこの時期に「いまさら感」な報道が一斉になされるのか?勘ぐってしまいます。
森会長の「何としてもオリンピック(2021年)開催する」という趣旨の発言に対しても何名かの著名人が異論を展開してますしね。
考察
ここで考えるのは、今の時期ということです。3月には最終的な方向性を決定せねばならない(であろう)ぎりぎりのタイミングであり、内部で開催推進派と中止・延期派の間で綱引きが行われているんじゃなかろうかと。
もちろん開催推進派の筆頭は森会長で、それを食い止めたい中止・延期派が大将首を狙って、様々な情報をリークすることで世論形成をしておるのではないか?と思うわけです。
考えすぎかもしれませんが、そう考えるとこの時期に一気に森会長へのバッシングが行われる意味がしっくりくるのです。
ちなみに、今現在からたとえどんなに状況が好転したとしても、本年のオリンピックパラリンピックの完全な形での開催は絶望的だと感じます。
そうであれば、一番近いチャンス(この先2大会が決定してるのであれば3大会先の12年後?)を目標にして完全な形で準備・開催をして、日本の歴史や文化、技術力なんかを世界に発信してほしい、とは一国民として思うのです。
ただし、そうなると甚大な経済的損失もあり、楽しみにしていた国内でのオリンピックを見ずに亡くなられる方も多数出てくるだろうし、何よりそれこそ人生を賭して、命がけでこのオリンピックパラリンピックを目指してきたアスリートの方々には、人生すべてが変わってしまうほどのインパクトがあり、どんな判断を行うにしても大きな痛みが伴うのは間違いないですね。
いづれにしても、リミットはせまっているものの、軽々には判断できない難しい問題で、森会長が良いとか悪いとかいうことではなく、本当にこの国のためになる決断がなされることを願いたいです。とにかく、東京オリンピックの行方には注目な鬼おんです。
それではアディオス
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