日経平均(日本株式市場)、「上昇のきっかけ待ち」

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4月相場、皆様調子はいかがでしょうか?「4月は上昇しやすい」ってアノマリーとは何だったのか?ってくらいに日経平均は上がらないですね(;’∀’)

ただ先週も書いた通り、ここ最近の上昇は急激すぎだったのでちょっとレンジ相場に入ってくれるのはむしろ良いことだと思っています。(29,000円~30,000円のレンジでしっかり値固めして、力を蓄えてくれれば、この価格帯が下値抵抗線になって、大きな急落のリスクも減ると考えています)

また、4月に入って介入の無い日銀ではありますが、添付の画像でもわかるように、29,000円を一気に割り込むような事態になれば、今後も躊躇なくETF買い入れによる積極的な介入があると考えています。

➡(矢印)は日銀がETF買い入れによる介入を行った日。これを見ると29,000円を下回ったあたりでの介入が最も多く、日経平均をこれ以上下げさせないという日銀の意図を感じます

また、アメリカ市場は、右肩上がりの絶好調相場も続いています。本来であれば、日本市場も連れ高で上昇してよい場面です。

何故日経平均は上がらないのか?

これは皆さん同じ見解だと思うのですが、ずばり「コロナウィルス」による影響がどこまで続くか不透明なことによると考えています。「変異株」や「第4波」などとかなりひっ迫した(っぽい)ネガティブな情報が飛び交う中では、手放しで上昇に向かう雰囲気ではないですよね(;^_^A

ただ逆に考えれば、これだけネガティブな国内の状況でも「株価が全く下がらない=売り物が出ない」というのは多くの人が今後「日本の株は上昇する」ことに期待しているともいえるのではないですかね。

ということで、結論「日本の株式は、上昇するきっかけを待っている」と考えています。そのきっかけとしては

  • コロナウィルス感染拡大に歯止めがかかって減少に転じる
  • もしくはその兆候や見通しが立つ

あたりだと思いますが、この週末に行われている「菅総理の訪米」によって、何らかのポジティブな発表がなされれば、週明けに市場が反応することもあるかもですね!

いづれにしても、今は慌てて「売り買い」せずにじっと仕込んだ株式をホールドして、株価の推移を見守る日々です。

それでは皆様、よい週末を!アディオス

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