先日、表題の記事がいくつかのニュースサイトに掲載されていました。
:参考出典:サンケイBIZ 記事はこちら
ポイントとしては
・大富豪の真の税率は3.4%だった。(例えば、日本国内でプロ野球のスター選手が年俸何億円などと話題に上がりますが、「半分は税金でもってかれるよ」てな話を耳にしますよね。日本では所得に対して4000万円以上でざっくり45%の課税となっていますから、そういった点から比べれば、3.4%って随分と低い気がしてきますよね)
というものです。きっと、「大富豪でありながら、ろくに税金も払っていないとはけしからん!」ってなことが言いたいのでしょうが、よくよく見てみると
・大富豪は基本的に企業の創業者(GAFAなどの大株主)であり、資産が拡大したほとんどの要因が「持ち株の含み益」←ここ重要
ってことです。大富豪でもなんでもないですが、自分も含めて、ここで少額でも株式に投資をしている人なら考えると思うのですが
「そんな、含み益にまで課税されたらたまらんぜよ!」
ってことです。正直、含み益状態の株式なんか売却しなければ、株式配当でもない限り(ちなみに配当となればしっかりと税金がとられます)、担保としてお金を借りる(実際に、ソフトバンクグループの孫さんは、これで融資を受けていると聞いたことがあります)程度で、あまり使い道ないと思います・・・
まあ、「資産めっちゃ増えてるやん♪」って一人でにんまりはできると思いますが。。。
ちなみに、我らがAmazon創業者のジョフ・ベゾス氏は「2014~18年の増加資産が990億ドル(ほぼ株式の含み益)、所得税の支払額が9億7300万ドルで、真の税率が0・98%だった」
そうです。まぁ、個人で5年間で日本円にして100億円以上の税金を納めて、「税金、あまり払ってなくね!?」って言われるのもひどい話だとは思いますが・・・米富裕層「けっこう税金を払ってる」(;’∀’)
※きっと、こういったニュースが出回るのも、アメリカが「民主党政権」になったからなのかな(一般的に、共和党は経営者側や経済を優先、民主党は労働者や福祉優先という観点から)とも思います。今後、アメリカではなにがしかの増税という方向には向かってゆくのでしょうね・・・
ということで、私たち庶民もしっかり税金払いましょう♪それでは、アディオス
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