日経平均、上昇の転換点は?

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今月中旬~下旬以降

と考えております。

まず、大型連休明け、事前には様々な憶測(連休中に日経先物で大きな売り仕掛け可出るのではないか?アメリカ市場が暴落しているのではないか?)が流れていましたが、GW中のアメリカ市場も比較的穏やかな状態で、連休明けの日本市場はふたを開けてみれば日経平均518円高の29,331円で初日を終えましたね。

今日の上げについて個人的に思うのは

  • アメリカを始め、海外の先進国はワクチン接種も進み、急速に経済も立ち上がりつつある
  • 諸外国では、ワクチン接種率の上昇と反比例してコロナウィルスの感染は縮小に向かう結果が出ている
  • 日本では、連休中も依然コロナウィルス(インド変異株も含め)感染は拡大傾向にあるものの、5月も中旬からは加速度的にワクチンの接種が進む目途が立っている

これらの事から「日本経済も世界に遅ればせながら今後立ち上がりを見せる」との憶測から買いが入ったのではないかと考えています。何せ、死亡リスクに関しては圧倒的に高齢者(過去のブログ60代~の高齢者で死亡者全体の96%以上)でありこのリスクが改善するだけで、大きく経済活動再開に舵を切れるはずです

加えて、ゴールデンウィークの人の動きも、昨年ほどには止まっていない(空港や鉄道の利用状況等)点も、もしかしたら経済的にはプラス評価(もちろん、コロナウィルス抑え込みという意味では違いますが)だったのではないでしょうか。

ただ、今後積極的に日経平均が上昇するかと問われると、「決算発表が集中する5月中旬までは身動きが取れない」です。

今後

おそらく、首都圏や大阪では、再度「緊急事態宣言」は延長されると考えています。ただ、私鬼おんレベルがそう考えるくらいですから、市場もそこまでは織り込み済みであるはずです。そう考えると、

今後感染者が落ち着き、延長された「緊急事態宣言」が解除され、また高齢者のワクチン接種が急速に進み始めるタイミングで、株価はこのレンジ相場から抜け出して、上昇に転じる

というのが、現在持っているシナリオです。また、来週には多くの企業の決算発表もあり、そこまでは大きく相場も動きにくいことを考えれば、この上昇に転じるタイミングは、早ければ5月中旬~下旬、遅くとも6月には訪れるとにらんでおります。

「4月は株価が上昇する」というアノマリーから完全に外れた日本市場、ぜひとも5月は反撃の月になってほしいものです。

それでは皆さんアディオス!

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